new! 動画を追加upしました(12/21)-mpg
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1 ★ ★5/14 rec.スタ作業の潜入レポ中。外注で来てもらったラップのあんちゃん、詩を捻って考え中。彼のラップはなかなか良い!
2 ★5/14 同じく別スタで、皆の衆、EQ操作とdrのlimittingを修行中
3 ★4/22 往年のpop starのライブ。激イナたいのだが…結構楽しい。というかこれぞアメリカン。
4 ★4/24 これがprom。素晴らしく楽しそうな学園イベント。ニホンの学園祭と比べるとお洒落度が激違います。しかし彼等、高校生に見えまっか?
20.apr tue
3:00am
福岡空港までのタクシーバスに乗り込んで出かけたと思ったら、Sが名札を忘れて慌てて皆引き返す。既にこのツアーの全てを暗示している。恐ろしい。^^;
7:00am
福岡空港にて、えびすビールで乾杯。出発前から既に打ち上げモードに。僕はビールをゴルチエの白のシャツにこぼしてしてしまい、歯磨き粉で洗う。春樹のノルウェーの森の英訳ペーパーバックを読んでひとり感動しつつ、飛行機は一路、成田空港へ。
10:00am
成田で新しいシャツを買い、向こうの人へのおみやげを物色。西陣織りの財布と、錦絵のフォトスタンドを購入。時間があるのでまたピザとビールで盛り上がる。なんだこの集団は?
3:00pm
ノースウェスト・ミネアポリス行きの待ち合い室には何故か中国人が多い。前に座ってるカーリーヘア−の中国人の若い女が熱心に中国語新聞一面のキムジョンイルの記事を読んでいる。あたりはやけにイナタイ雰囲気。機内ではカエターノの新譜を聴きながら、白ワインとフィッシュのディナー。ノルウェーの森を読み進む。ふと見ると機内のTVでGIBSONの工場の紹介が流れている。感動!!!!。木のカットをして20年以上の熟練の黒人のおっさんが、ダンスしながらボディーの磨きをしている。
あぁ、この感じ、、、。あの音はこの感じから来てるんだ。ギターをつくる作業自体が既に音楽的。アメリカンのこの部分は大好き。だって、俺、12才の頃にこの感じに憧れてエレクトリック・ギターを手にしたんだから。
飛行機は遂に到着。
モエさんとボブさんが出迎えに来てくれた。2時間ほどボブの車で移動して、ソーク・センターにあるアメリック・インというホテルに到着。しこたま買い込んだワインとビールを飲んでウェルカム・パーティーをして深夜まで歓談。まるで蟒蛇みたいな集団だ。近くはだっだっ広い平地と、遊戯場付きのマクドナルド、いなたいストア、、などが広がる。気温は6℃くらいだけど、空気が乾燥していて寒さの感じ方が独特だ。。。さて、と。
21.apr Wed
朝起きて、あたりを独りで散歩。だ〜〜れも人が歩いて無い。車で移動するのが常識らしい。少し肌寒くて空気がとても乾燥している。朝食はセルフサービスでワッフルをつくって食べた。
朝から僕はS、Tとダウンタウンに出かけた。わ〜〜〜〜凄い綺麗。やっと海外にいる実感がひしひしと湧いてきた。街並はまるでアイルランドの様。実際アイルランド系の人が多いらしい。しばらく、Tと一緒にストリートで写真をぱしゃぱしゃ撮っていると、道沿いの新聞社の局長が僕らを捕獲。後で取材させてくれ、という流れに。たぶん、異様なニホン人がいきなり写真を撮って遊んでいるのが珍しかったのだと思う。結局僕らは地元新聞に一面で載った。
普通の田舎のショップを眺めてから、いなたいカフェでしばし和む。コーヒーは1ドル。なんとか定食、とかありそうな田舎の穢いカフェ。その後、ボブのお招きで、街で一軒のホテルで皆で昼食。湖でとれる大きな魚、カワカマスのフライのバーガーを食べた。旨い。しかし、量が凄い。古いホテルの内装やインテリアはかなりかっこいい。まるで映画に出てきそうだ。
夜は招待されてディナーをしたけど、これが何故か異様に気分が悪くなった。妙に暗い店内の隣の席を見ると、これでもか!?という程の肥満なおっさんがステーキを食ってる。そして僕の目の前で繰り広げられるステーキのディナーを観て、私の食欲は完璧にゼロ。
今日のホストの年配の奥さんはビートルズが好きで、当時ミネアポリスでコンサートを観たらしい。ニホンの5、60歳代との人と違いはそういうとこ。リアルタイムで生体験だもんね。。その後、ホテルでビール2カートンとフレンチワイン2本を飲み干して歓談。今日の異様な店はきっと何か自縛霊か何かが居たに違い無いという話しをした。あの肥満体は牛の呪いであるという結論に到達。
<カワカマスのバーガー>
22.apr Thu
起きてすぐに出発。途中、ボブがオーナーを務める老人介護センターを見学したりした。ボブはずっ〜とコーラを飲み続けている。彼の買ったピクルス味のポテチがめちゃ美味しい。ぽりぽり食べながら街並みを眺めつつ、4時間くらい車は移動。途中でウォル・マートというショッピング・センターに行き、スーツケースを買い足した。キーが輸送で壊れちゃったんだよね。しかし!値段はなんと4900円なり。。アメリカでは有名なケースブランドのもの。。そして僕らはゴルフコースのあるリゾート地の会場に到着。T,Yと暇なのでテニスをした。そんな健康的な事が似合わない私であるが、それはそれで楽しい。
夜はボビー・ビーという往年のポップスターのライブを観た。みんなステージ前でダンス。めちゃ楽しい。『あの人知ってる?』と隣のおばさんに聞かれて、いや、あまり…と言うと、若い夫婦が『彼は若い世代なのよ!』と言って笑ってた。ボビー・ビーの息子も次に登場してライブ。もろのロカビリー。グレッチを弾いてる。
アメリカンないなたさ大爆発の夜。でも、結構これはこれでなんかいい。mondoだ。
23.apr Fri
さて今日はメインイベント。ロータリーのカンファレンス会場でのライブ・プレゼンテーション。準備に気をモンで死にそうだった訳だけど、来てみると会場設備は想像以上の凄いシステム!特にプロジェクターのリモコンでのコントローラーが凄い。
Yはかなりナーバスで行方不明に。
で、、ステージの仕上がりは絵に描いた通りばっちり。僕はプロデュースした音源のコンピューターでの音楽操作に徹した。本当はギターをここで生で弾く構想ではあったけど、まぁ無理だったでしょう、この状況では。ま、全て私の予想通り。オーディオのプロが誰〜も居ないでどうやって私に演奏をしろ、と…。で、コンピューター音楽操作兼ディレクター兼PAに徹しましたな。観客から観た絵が完璧ならそれで良いのです。彼等の為に創ってるのだから。
オーディエンスは予想外の内容に皆、驚いてアメ−ジング!!の連発。Rよ、でかしたぞ。
結局、こちらの舞台監督の人などの決定で、翌日にもっと広い会場でアンコール公演が急遽決定。最初は自分も忙しいのでけむたい態度だったディレクターの彼の態度は、ステージを観た後に豹変したもんね。素晴らしい、アメ−ジングだ!!という褒め言葉と同時に。
それはいいけど、、、さて。。この無理難題を我々はどうクリアーするのでしょう???あぁぁぁぁ。。。。
夜はディナーパーティー。広い会場で凄いゴージャスな雰囲気。ワインを飲んで隣のブロンドの女性と話し込む。何故白人の女性は話す時に、カッ!と目を見開くのでしょう?? 私的にはそれが気になってしょうが無かった。美しい中年女性でしたな。ティナ&リナという地元コメディアンのショウを観た。なんか面白かった。
ディナー後には世界じゅうから来てる留学生の子などと、しばし歓談してからT,Rとkaraokeに。皆、カラオケの発音が変でカレアオウケ、と言ってる。ビールを飲んで黒人のDJにリクエストしてプリンスのWhen doves cryを歌って遊んだ。。
24.apr Sat
朝、今度は大きな会場でプレゼンテーションのステージ。準備に毎度ながら神経をすり減らすけれど、出来は上々。毎回簡易PAの状況が違う場所で、この内容をやる無謀に走るのは我々ぐらいのもんです。信じられません。あと一月どうなるのだ?
昼頃にフェアモントに移動。昨夜の夫婦が2時間の行程を送ってくれた。途中でメキシカン料理を食べていると、ドレスを着てリムジンに乗ってるワカモノを沢山観た。何だろう?後でそれがなんだったのかを知ることになるのだけど。僕は医師のアンディと、元TVプロデューサーのジャネットのファミリー宅にステイ。
…凄い。。。
湖を見渡すロケーションの重厚な家のリヴィングにはイタリア人画家のコレクションが並ぶ。アンディはアートが好きらしい。彼がバ−ベキューでヴェジ系の串焼きをつくってくれた。あぁ、こっちで初めてジャストフィットな食べ物にありついた。ワインを飲みながら湖の見えるテーブルで彼等と食べた。旨い!!!
『ね、家族で原爆で亡くなった人とかいるの?』と、心配そうにジャネットが尋ねるので、『いやいや、そりゃないよ』と答えた。彼等夫婦はさすがに国際理解の深い人達だ。平均的なアメリカ人は外国になど興味は無い。アンディは今回の僕らと同じ企画でドイツに行ったそうだ。彼はドイツ系のファミリー出身なのである。僕は彼等に自分のCDと一字書の色紙作品をプレゼントした。
夜に、彼等の高校生の息子のトムが、今日はPROMというアメリカの高校の1年に一度のイベントがあるというので、一緒に出かけた。この街に来る途中もドレスアップした高校生カップルがリムジンに乗ってるのを観たけど、、これが、ほんとにアメリカらしい、というか何と言うか素晴らしい。全員ドレスアップしてカップルで腕を組んでステージに出たりした後は、校内で深夜までダンスのイベント。終わると外にしけこんでカップルで深夜まで遊ぶ、という素晴らしい主旨のイベント。
で、ドレスアップした自分の息子娘達を、両親が客席からカメラやヴィデオを構えて待ち構えている。このへんはニホンと変わらない。しかし、高校生達が男女共にかっこいいこと、かっこいいこと、、。皆、俳優女優になれそうなくらいスタイルが素晴らしい。。見とれてしまった。これ、もしもニホンでやっても残念ながら絶対サマに成らないと思う。
ダンス会場のDJは大学生がやっていて、何をかけるの?とかいろいろ話す。ユーロ系がやはり主流らしい。
家に帰ってアンディとワインを飲んで深夜まで話し込む。たまたま息子のギターがあったので僕は彼等の為に数曲弾いてあげた。喜んでジャネットはヴィデオまで撮影。さすがは元TVプロューサー。
アンディは、ブッシュ大統領はNO GOOD!とはっきり言ってた。僕の逢ったアメリカ人のなんと8割くらいが同意見だった。話し相手の僕がニホン人である事を差し引いても、確かにそれは彼等の本音だと思う。一般人は世界中、皆ブッシュが嫌いなのだ。。普通のアメリカ人の良心に触れて僕は非常に嬉しい。
ところでアンディは趣味でドイツビールを造っているらしい。『いや〜、酵母の具合が難しいんだよね』と語っていたのだけど、、これが、、、、、美味しい!!!
しこたま飲んで寝た。
25.apr Sun
朝はジャネットがたっぷりのフルーツとコーヒーを用意してくれた。
食後にYも一緒に皆で教会のミサに行く。プロテスタントなのだけどニホンではまず見ないルーサラン・チャーチという教会で、キング牧師一派のセクトだ。このセクトの人がこちらで逢った人は凄く多かった。
ここで聴いたゴスペルは本当に良かった。俺は感動してひとりで伏せてうるうるしてしまったよ…。こんな思いも寄らないハプニングと恩寵に神様に感謝。ミサが終わった後、ゴスペル・グループの人にお願いして、記念に今日の演奏曲の楽譜をいただいた。最近作曲された新しめの曲なので、ゴスペルにしてはコードチェンジが洗練されてる。1曲、凄くいい曲があったんだよね。あれ、帰ってマスターしよう。
午後はなんと皆で親善ソフトボール(笑)。そんな事をする俺は似合わな過ぎて笑った。これが楽しかった。スポーツは良い事だ。しかし!ここはなんと、映画『Field of Dreams』の原作の舞台になったところなのだ!僕はこの映画、凄く好きだったので、その話しを聴いて驚いた。光栄である。ここで野球が出来て。何げに観てるものはいつか現実を引き寄せるらしい…。この日の我々の様子は、またまた翌日のこちらの地元新聞にでかでかとカラー写真入りで紹介された。なんか俺ら有名人(?)だね。
夜は古いオペラハウスを貸し切って、『The cowboy』というジョン・ウェインの古い映画を鑑賞。西部開拓時代の彼等の記憶なのだ。。
こちらの夜は、北欧のようになかなか暗くならない。夜9時くらいが、ニホンの夕方6時くらいの感じだ。夕暮れの様な夜更けの風景が外に広がっている。オレンジ色の街灯が人けの無い、フラットな田舎の街並を照らしている。見渡す限りの平地だ…。夜空も広い。
<これで夜9時。街に佇むsalodora>
26.apr Mon
ホテルのプールサイドでのライブ・プレゼンテーション。めちゃ古いアンプでなかなか音が出ない。映像も明る過ぎて流しても観れない。ま、なんとかクリアー。。
午後は小さなダウンタウンでショッピングをした。僕は質屋さんみたいな中古品の店でブルースハープを購入。夜にメキシコ料理を食べた。激辛いタバスコとヴェジ系の料理が凄く美味しい。ばかでかい唐辛子の蒸し煮が美味しい。今日はRの誕生日でケーキで祝福。おめでとう!
夜にアンディ宅で、ミニ・ライブとミニ・ライブ・プレゼン。やっと映像が伝わったかな?ギターもたまたまあったのでセッション。
27.apr Tue
今日は朝からそれぞれの職業関連の探訪と交流。僕は地元のラジオ局とケーブルTV局をジャネットの案内で見学。ハードロック専門のFM局とカントリー専門のAM局。
アメリカではこういうラジオ局が沢山あって、それがヒットチャートの動向を支えている。車社会なので皆、車でラジオを聴いて気に入ったのをCDで買うのだ。
局内のシステムやスタジオを見学して、番組のコントロール・システムの説明を受ける。3年前に導入されたらしいのだけど、マエストロという名のソフトで、全ての番組プログラムをこれで制御している。これは僕はまだニホンの局では見た事が無い。ほぼ24時間流しっぱなしにして、途中でちょこちょことMCを入れる部分をスタジオでアナログ操作している。ここは歴史ある古いラジオ局のひとつらしく、古い機材も見せてもらった。
次にジャネットも以前に務めていた、ケーブルTV局を訪ねた。ジャネットがキャスターした番組Vを皆で鑑賞して楽しんだ。ローカルネタの番組なんかが多い。湖が多いので冬は表面が凍結して、その上に小屋を建てたりして、釣りを楽しむらしい。ロケ、たいへんだったろうなぁ。。
その次に、先日プラムを見た地元高校に行った。ジャネットの息子のトムも居て図書室でチェスをして遊んでた。大阪から来てる留学生の女の子もひとり居る。僕らは先程のTV局がオーガナイズする高校内のスタジオに行き、高校生が授業で制作する様子を見学。こう書くと、何やらいなたくしょぼいイメージが浮かぶと思うけど、機材やシステムは最新式のものなんだよね、これが。。。生徒は全員、このシステムを使いこなす訓練を受ける。田舎の高校でこれだもんなぁ。。
その後、僕らは先日教会でギターを弾いてたクラブメンバーの人の案内で、ネイティブ・インディアンの遺跡、パイプ・ストーンに車で4時間かけて行った。赤く柔らかい石が加工しやすく、パイプをそこで生産しているらしい。でもインディアンには全く逢わなかったな。過去の遺跡なのだね、きっと。歴史館を見学してから、一通り、儀式などをしていた聖地のような処をまわって街のホテルのレストランへ。
ここが美味しかった!というかニホン人の食感性に合っていた。僕はワインを飲んでボイルした海老を食べた。その後ホールでBILL HOLMという詩人にしてピアノ・パフォーマ−のステージを観たけど(このおじさん。右下はティナ&リナ)、全員疲れて眠りこけてた。だって話しが長いんだもの。しかも意味がよくわからない。
フリーウェイをひたすら走って帰った。途中休憩所に立ち寄ると、なんか品揃えがやはりアメリカン。。。風が肌寒い。あたりが暗くなってから到着。少しアンディのビールを飲んで寝た。お疲れさまでした^^
28.apr Tue
午後にアンディの働いているmayo health systemという最新システムの病院を見学。アンディはファミリー科の医師。女の子達は生たての赤ちゃんを観て湧いている。
その後フリーでダウンタウンを徘徊。アメリカの田舎のふつーの店の雰囲気を味わう。
そして夕方に湖で豪華なボートに乗って遊んだ。僕も少し運転したもんね。湖畔には豪邸がずらりと並んでいる。夜は湖畔のchannel innという店で夕食。賑わう店内の人達のファッションがいなたすごい。如何にもアメリカの田舎のおっちゃんな感じで、鹿と鷲のプリントのシャツとかにキャップを被ってビールを飲んでる。
僕の席の隣についたのはプラムで観た16歳の高校生の女の子。彼女がもうめちゃ可愛い。当然記念撮影!話しかけると、はにかみながら、にこっとしたりして、その表情だけでオジさんはアメーバ状に溶解しました。僕はビールを飲んでサラダを食べた。
夜はアンディの息子のトムが宿題のデザインをしていたので、創作についてのアドヴァイスをした。イメージ、イマジネーションがもっとも大切で、それに附随して技術を使用すべきだ、という話しをすると、o-k, 0-k! と真面目に頷いていた。彼のリクエストで兄貴のエレキを引っぱり出して僕はオールドロックを弾いてあげた。Deep purpleとかzepとか。彼も満足したらしい。
僕は『あのプラムの時のカップルは誰が決めるの?自分で誰か相手を捜すのかな??』と尋ねると、『いや、誰かが決めるんだよ』と答えてた。どうなんだろ???
29.apr Thu
今日は次の街、マデリアに移動。アンディとジャネットにお別れしてると、彼等はH.G.ウェルズの分厚い全集を僕にプレゼントしてくれた。移動の途中で介護施設を見学。そこで高校の美術室の授業で逢った美女と再会した。『なぜ、ここに?』と訊ねると臨時で高校の手伝いをしてるらしい。いろいろ喋った。老人施設も凄く進んでる。。個室なんかも広い。あぁ幸せな人達。ニホンの田舎を見てみなよ。。最近やっと進んできても、これにはまだ程遠い。
マデリアに到着後、すぐにライブ・プレゼン。凄くローカルなところで会場もえらく古い。ライブ途中に東京から語学留学に来てる女性が入って来てた。ここは人口2400人のスモールタウン。クラブも超アットホーム。ミッシェルとテラというブロンドの御婦人が隣の席に居て、仲良く喋った。テラは地球という意味だ。今、妊娠中でお腹が大きい。彼女は凄く美人で僕のもろに好みな感じ。静かで知的でセンスがいい。テラ…。sounds good.
その後、農場でソイビーンズ畑や大きなトラクターなどを見学。遥か地平線まで畑で規模がばかでかい。牧場とかは匂いが凄くて服にまで染み付くほど。屠殺の動物を見るのは僕は嫌なので外を徘徊して逃げてた。動物を殺して食べちゃいけません。
その後、ギャング一族を捕まえた記念碑を見学。夜はロブスターを食べてワインを飲んだ。
今日はスティーブとパットという老夫婦のカントリーっぽい家に停泊。孫のサンドラとノラという少女と一緒に遊んだ。。なんだか御人形さんとか絵葉書とかから抜け出たみたいに可愛い。僕は何故か子供に人気があるのだ。
30.apr Fri
朝は素材から全てハンドメイドの朝食。めちゃ美味しい。最高!! フルーツも卵も自家製。今日はテラやミッシェル達と、小さなダウンタウンの雑貨屋さんを眺めて、オープンしたてのカフェでまったり。カフェはいい感じにいなたく、安くて旨い。ケーキがばかでかい。コーヒーは80円。ケーキは300円くらい。コーヒーを飲みながらテラの姓名判断をして遊んだりして過ごす。
『テラっていい名前だね』
『そう?』
『ニホンでは、テラへ、って名前の少女マンガとかが人気あったんだよ』
『え、ほんと?』
などと他愛も無い話をすると彼女は、うふふっ と微笑んでいる。それはほんとに地球の息吹きのような笑顔だった‥。
その後、彼女のオフィスに行ったりした。この街の役所の観光関係の仕事。やはり選ぶものは何かセンスがいい。その後歴史館などを見学。
夜はディナーの後、ミッシェルの家でキャンプファイヤー。マシュマロを焼いて食べる、という僕には奇妙な趣向だった。で、持って行った書道道具で、皆の名前の意味を漢字に翻訳して描いてあげた。名前の意味、というと結構難しいらしく、ネットとかで調べたりしてたね。ま、でもそれはそうかも。皆、聖書やギリシャ神話に由来する名前が多いんだね。。
という訳で我々はこのあたりでは、どっぷりとアメリカン・カントリーサイド・ライフを満喫中である。ある人に言わせると、これこそアメリカらしいアメリカさ、との事。そうかも知れない…。
<雑貨屋さんでのテラとミッシェル>